どーるぷりんせす




──────────‥


「更新‥いやでも‥やっぱり更新っ!‥あぁでも〜」


ベッドの上で1人、にらめっこ。


その理由は、祐くんとのプリクラをブログに載せるか載せないか。


祐くんは「載せてもいい」って言ってくれてる。

それに今日会った子にはあたしに彼氏が居るってことバレてるから、そのうち広まることなんだけど‥


でもやっぱり恥ずかしいっ!

彼氏とのプリクラを載せることがこんなに大変なことだったなんて思ってもなかったよ。


「‥えぇいっ!」


もうどうにでもなれっ!


更新ボタンを押して、しばらくすると画面には

"投稿しました"の文字。


きゃーっ!投稿しちゃったよ。



恥ずかしくてベッドの上でバタバタする。


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