くもりのちはれ
嘘...でしょ???
そんなバレちゃうなんて。
もし耳のことがばれたら、
晴登にも迷惑をかけちゃう。
私はばれたことよりも、
先にそのことを考えていた。
何か手を打たなくちゃ。
そして私が
晴登を守るために出した答えは....
「晴登、別れよ。」
そして私は晴登に最後の口づけをした。
ねぇ、晴登知ってた??
あの日私のうちの窓から見ていた空は、
雲が一つもない快晴だったんだよ_____