LOLITA GO!GO!
何時までもこうしていたかったのですが、コタ様にしがみついていた手をそっと離しました。


何故って、卑しい女だとは思われたくありませんもの。


時には我慢も必要なのですわ。


「イタッ」


右足に鈍い痛みを感じます。


どうやら、転んだ時に足を挫いてしまったようですわ。


困りましたわ。


「大丈夫?どこが痛い?」


心配そうに覗き込む顔に、わたくしの心臓はバクバクと爆発寸前。


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