彼氏様は執事様。
昨日あれから…



「桜、彼がさっき話した綾瀬川潤くんよ!
これから桜の面倒みてくれるから、あんまり迷惑かけちゃだめよ?」


「なッ…、さっきからどういうことなの?!
意味わかんないよ!
それにあたし、自分のことぐらい…」


「あ、すみません。
少し桜さんと話してきます!」


と言って、いきなり潤という男はあたしの手をつかんで廊下まで連れ出した──



< 9 / 13 >

この作品をシェア

pagetop