君と彼と彼女とあたし。
第1章

君と彼。

 

 雪が降ろうがあたしには間係のないコトだ。

 それより、今日は日直なのだ。

 あたしは足を速めた・・・。



 「寒いなぁ。」



 そんなコトを言いながら、
 駅まで走って行った。

 駅に着くと切付を買って時間を見た。


 「全然、よゆーじゃん。」


 ・・・はぁ。

 と、安堵の息を漏らしたあたし。
 そして、適当にそこら辺にあったイスにすわった。





 「おいっ!!・・・起きろよ!」

 誰かの声がした。

 なんだよ・・・?


 「あんた、いつまで寝てんだよ!?」




 ・・・はい?




 「もう、10時だけど。」

 「・・・えっ・・・?」





 やっと彼が言っているコトが分かった。


 ・・・あたし、寝てたんだ。
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