クール彼女

君の輝き





―――――――――――――――
―――――――――




あの頃の俺はもう
『野球命』だった。

野球にしか興味がない


他はどうだっていい
もう野球、俺の人生も野球で終わるんだと…思ってた。


君に出逢うまで。



あの頃だって女に興味がない
違う生物みたいに思ってた。


明るい髪の毛にきつい香水
喋り方なんて意味がわからないし、とりあえず分かり合えない存在なんだと…思ってた。





< 18 / 226 >

この作品をシェア

pagetop