クール彼女




坂場先輩はにんまりと笑う


パシャ――…!!



一瞬だった、

髪の毛や制服はびしょびしょで服が肌に染み渡る感じに嫌気がさす。


その正体は坂場先輩が今だに笑って持っている水の入ったコップだ。




「何すんですか?」


苛立ち。



「何強がってんの?何、意気がってんの?………本当不器用だな……」





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