クール彼女



あっさりとした言葉に
傷ついた自分

情けなくて、無様な俺



「あぁ……」
「じゃあね」


それだけを俺らは言って資料室を出て行った



…………。



「岡田くん…」



………。



「岡田くん!」

「なに……」



佐藤は心配そうに俺の顔を覗き込む

それを避けるように顔を背けた




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