幼なじみの四角形*
「さくら。」



「杏…?」



杏の目は真剣で



今まで見たことがない目をしてた−



「あたしね。」



「和真が好きだから−」


頭の中がグチャグチャで。



とっさに出た言葉…



「あたしは優斗が好き…」



この会話を聞いてるなんて知らないで。



高1の夏−



あたしは、知ってはいけないことを知り…
言ってはいけないことを言ってしまいました…
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