幼なじみの四角形*
郁…
もう限界だよ。
好きでいられないよ。



「さくら。別れてこよ?」



「無理だよ!何回も何回も言ったんだから…」



「諦めんの?郁じゃない好きな奴いるんでしょ?」



「っ−行く…諦めらんない。」



あたしはあんずに連れられて郁がいるところに来た。



年上だろうか。
郁の隣にいる人はすごく綺麗な人で…



「バカ。」
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