7年間の片想い

ヴァレンタイン・デー

2月に入り、

友達はみんなヴァレンタイン・デーの話をしていました。

私はと言うと、誕生日以来自分から電話していません。

と言う事はつまり

彼と連絡をとっていないと言う事です。

「どうせ私の事なんか、やっぱり何とも思ってなかったんだ。体の関係もなかったわけだし」といじけていました。


大学の学食で、そんな私を見た

私と彼の出会いのきっかけとなったコンパを開いてくれた友達が

「彼さ、本当に不器用かもしれないけど、悪い人じゃないよ?私、男友達に聞いてん。」

っとこっそり教えてくれました。

で、その友達は私にヴァレンタイン・デーに、もう一回告白してみるよう勧めるのです。


私は、正直疲れていました。

今まで部屋の掃除をしたり
料理も作ったし、
お泊りもしたのに


手さえ握ってこない
告白もしてくれない
でも、突き放すわけでもない

そんな彼に疲れていました。


でも、まだ好きでした。

それも、今まで以上にすごく・・

その夜一人で家に帰って自分が情けなくて泣きました。

そして決めました。


友達の言う通り

ヴァレンタイン・デーに押しかけて

無理やりでもいいから手作りのチョコレートケーキを渡す!

最後にそうでもして、気持ちを整理しないと

私は次の出会いに踏み出せそうにありませんでした。
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