7年間の片想い
7月9日、彼の誕生日

彼には彼女がいるとわかっていたのに、

「誕生日どうしてるん?」

と聞いてしまいました。

すると、彼は

 「空いてるよ」

っと以外な答えが・・私達は当日会う事にしました。


私は嬉しくて、でも胸が締め付けられるような罪悪感もあり、

プレゼントを用意する気分にはなれず。


当日、待ち合わせに現れた彼は、大きな紙袋を持っていました。

この時も直感で、彼女からのプレゼントだとわかりました。

彼がトイレにいった時に

その袋の中を、わかているのに見てしまいました


袋の中には

彼女からの手紙
キレイに包装された誕生日プレゼントが。


戻って来る彼を見て、私は涙が止まらなくなりました。

「すっごい彼女とうまくいってるんやん!
 どうして私と会うわけ?ふざけないでよ!」

と泣き叫び、私はその場から走り去ろうとしました。

すると、彼が「待って」っと手をつかみましたが、


私は「待ってどうするわけ?適当な事言わないで。もう最後にしよう。さよなら。」


と言って号泣しながら
吐き気がする位
思いっきり走りました。


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