猫相談室
しばらく猫をなでまわした後、少女は小さなお賽銭箱に5円玉を入れて手を合わせた。
「加藤先輩が彼女と別れて私と付き合いますように。ちょっとくらい強引に迫られてもメイは全然オッケーです。でも軽い女の子だと思われたくないので簡単には唇許さないカナー?メイの方から舌とか入れたら先輩びっくりするかも。えへへ」
(キツネさん・・・?)
(だからパスだってば!ヤなんだよ、この子。毎回無理難題お願いしていくんだから!それに後半なんてお願い事じゃなくて作戦会議だろうが!)
人ならざるものの困惑をよそに、少女・桐嶋メイの恋心は暴走した。
「夏休みイベントは必須でお願いします。花火大会の日には両親が親戚のうちに泊まりに行くオプションをつけておきますのでその頃までには人間関係をもう少し整理して・・・」
(この嬢ちゃん、年間計画立ててるぜ)
(なっ、うざってえだろ?)
「加藤先輩が彼女と別れて私と付き合いますように。ちょっとくらい強引に迫られてもメイは全然オッケーです。でも軽い女の子だと思われたくないので簡単には唇許さないカナー?メイの方から舌とか入れたら先輩びっくりするかも。えへへ」
(キツネさん・・・?)
(だからパスだってば!ヤなんだよ、この子。毎回無理難題お願いしていくんだから!それに後半なんてお願い事じゃなくて作戦会議だろうが!)
人ならざるものの困惑をよそに、少女・桐嶋メイの恋心は暴走した。
「夏休みイベントは必須でお願いします。花火大会の日には両親が親戚のうちに泊まりに行くオプションをつけておきますのでその頃までには人間関係をもう少し整理して・・・」
(この嬢ちゃん、年間計画立ててるぜ)
(なっ、うざってえだろ?)