「今の住まいのままじゃ、高校まですごく遠いわけ!だから、お前が行く高校に近いところに住んでる咲樹の元に住むということだっ!分かったか?」


『……電車で行けばいいじゃん』


「っだあぁぁっ!お前、1人じゃ電車もバスも乗れねぇくせによく言うよ!!」


『まぁ…そうだけどさ。あ、牛乳飲む?』


「だあぁぁ!俺はもうカルシウムなんて必要ねぇんだ!」


『だって、怒ってばっかだし…』


「……お前それ本気で言ってんのか?」



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