俺様王子と年上の姫


「ただいま!」


柚斗が飛びついてきた


「おかえり」


柚斗があたしのことを
ぎゅってしてくれた
けどー…


「里奈、男の香水の匂いする」


えっ!?


柚斗があたしから
離れた


あたしは自分の
服の匂いを嗅いだ
あ、秋山さんの車の!


「さっき上司の人に車で送ってもらったから、多分その時ついたのかも」


柚斗は黙っていた


「柚斗?」


あたしは柚斗に
近づいた


柚斗はいきなり
あたしを引き寄せて
キスをしてきたー…


大胆で深くて激しく


.
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