俺様王子と年上の姫
「なに謝ってんだよ」
「あたし、柚斗の気持ち考えてなかったからさ」
「…謝んのは俺だし」
えっ?
柚斗の手に引っ張られて
あたしは立ち上がった
「ガキでごめん、あんなことでヤキモチやいて里奈に怖い思いさせちゃったからさ」
「連絡くれないから、心配したよ」
「頭冷やしてたんだよ」
「でもなんであたしがあそこにいるって分かったの?」
「明美さんが教えてくれた」
柚斗はあたしを抱き寄せた
「あー里奈の匂いする」
恥ずかしいよぉ…ー
「里奈の匂いが一番好き」
「あたしは柚斗の匂いが好き一番すき」
仲直りできてよかった
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