【BL】危険で甘いこの関係
階段を下りてリビングに行き、いつもの席に座る。
久しぶりの母さんの料理。
いつもは会話があるけど、今日は4人とも黙ったままだ。
すっごい気まずい空気は苦手だ。
とか思ってたら父さんが口を開いた。
「...さっき、母さんと話したんだが、
お前たちの事は、認めることはできない。
だが、これからもこの家にいてくれないか?」
「....わかった」
怜がそう答え、俺もうなずく。
「そうか...
ありがとな、怜、馨」
「いつか絶対認めさせるからな」
怜がサラっと言った。
「そんな日は来るのか分からないぞ?」
そんな事を言ってるけど、少し楽しそうな声だ。