チョコレート。〜君想うキモチ〜



ゾクゾクッ…



なんとも艶っぽい声に思わず顔が真っ赤になる。



「わ、わかったよ…/// 言うから離して///」



ようやく離してくれた。



あぁ〜恥ずかしい///



「で、なにがあった?」



冷たく、でもどこか優しさがあるような声で聞かれる。



「あのね…。今日、1日中ずっと女の子たちに“和樹って甘いもの好き?"って聞かれたの。だからちょっと心配になっちゃっただけ…」



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