チョコレート。〜君想うキモチ〜
あとちょっとで家に着くというとき…
バンッ!!
「キャッ!!」
前から来た自転車の女の子とぶつかってしまった。
「ご、ゴメンなさい!!大丈夫ですか?!」
ばっと立ち上がるとその女の子の自転車には綺麗にラッピングされたチョコが入っている。
今から好きな子に渡しに行くのかな…。
「う…ん。大丈夫♪」
楽しそうな顔をしていた女の子を見ていると悲しくなり、すぐにまた家に向かって走った。