俺とお前。
健の家に向かってる途中に
ポケットの中で携帯が鳴った。

「はい」

「お!今日は携帯しとるな!」

「悪い!あと少しで着く!」

健との電話を終えて
数分で健の家に着いた。

玄関には素でに健がいた。

「おせ~よ!行くぞ!」

行く宛を聞かされず
俺は健の自転車の後ろに乗った。

「お前美鈴とどうなった?」

自転車を漕ぐ健が聞いた。

「別にどうもしてね~よ?」

「美鈴って可愛くね?」

「まぁ。可愛いんじゃない?」

そんなこんなで着いたのは北高だった。

門で自転車から降りた。

「何で北高?」

「のりこむぞ(笑)」

健は自転車を止めて
笑顔で玄関に入って行った。

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