線路の向こうがわ
幼なじみ
私たちは
ただの幼なじみ。
いつもと変わらないこの景色のように、
私たちの関係もなんも変わることはない…
そう思っていた…。
・:*:・
「おはよ〜。千代」
「おはよう。」
「相変わらず千代は冷たいなぁ〜」
…いやあんたがうるさいんだよ、って言ってやりたがったが相手をするのもだるいんで止めといた。
あたしは中学3年生の
篠原千代。
で朝からやかましいこいつは私の幼なじみ。
名前は笠原亮。
保育園から中3まで
クラスもずっと一緒。
まぁ腐れ縁てやつ。
「千代はさぁ〜…」
「…あたしがなに?」
「…いや何でもない…。」
「…あっそう。」
このころからかもしれない…。
亮の態度がかわったのは…。
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