線路の向こうがわ

いつもの日常


教室につくといつもの
風景が私たちをまっている。

楽しそうにしゃべっていたり、ゲームをしていたり、
卒業アルバムにメッセージを
書いていたりとみんなそれぞれ。

もうすぐ卒業なんだ…。
そんなことを思うようになる
今日この頃。

「…あっ!!」
「千代と亮おはよ」

「「おはよー」」

この2人は
佐田美波と橋元大輝。
「ねぇ千代聞いてよ!
大輝があたしにセクハラしてくんだけど!!」

…また始まったよ。

「何言ってんだよ!
てか色気ねぇ体触っても
なんもかんじねぇっうの!!」

「うるさい!!
どうせ男は体目当てなんでしょ!!」
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