ゆー君のいちにち。
『でね、ゆうき君のお姉ちゃんが大学生なんだけど、未来の家庭教師になってくれたんだ。
ゆうき君ってちょっと怖いとこもあるけど、本当は優しいんだよ。』
その頃のみーちゃんに出会っていたら、オレが家庭教師になってあげたのに。
ゆー君はそんなことを、考えていました。
「……ゆうき君って呼ぶのやめろよ。
みーちゃんが他の男を下の名前で呼んでるだけで、イライラするんだ。
こんなこと、言ったって仕方ないけど、オレだって中学生のみーちゃんに出会ってたかった。」
ゆー君はついに、我慢できずに言ってしまいました。