ゆー君のいちにち。



「……カノジョだけ、特別…………ね」


俺は呟いて、もう一度、雄太の背中を見る。

こっちを向いていないけれど、きっとその顔は真っ赤で、照れていることくらい、親友の俺には丸わかり。



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