◆ツンデレ彼氏?!◇
勘違い。そして告白
零side
朝、教室に入ると蓮人が呆れたような顔をしていた
「…はよ」
「…おはよ。お前昨日あんだけ言ったのにコクんないってどういうことだよ?」
蓮人はちょっとキレ気味。
こいつマジでキレると怖えんだよ…
「昨日告ろうとはしたんだ。でも…―」
昨日の事を話した。
「まぁ要するに零はその男に嫉妬したわけだな?」
「まあ…そうなる?」
「そこでコクんだよ!肩抱き寄せて、"こいつ俺のだから"とか言ってさ」
蓮人が抱き寄せる真似をしている。
しかも俺の肩で。
俺は蓮人をガバッと離した。