オフィスの甘い罠
そう言って、ニッコリと
ほほ笑んだ。
柊弥は驚いた様子もなく
小さく頷いて、
「問題ないと思うぜ。
てゆーかそっちは大丈夫
なのか、オフクロ」
「ええ、もう終わったから
大丈夫よ。
ごめんなさいね、私の
代わりに急に呼び出したりして」
「かまわないさ。
英語だったらオレの方が
得意なんだし」
……そっか。
さっきの電話の相手は
社長だったんだ。
ホントは社長が専務から
相談を受けたけど、自分の
代わりに柊弥に頼んだって
わけね。
にしても、まさかこんな
所で柊弥と社長の親子
ツーショットを見ることに
なるとは……。
(てゆーかやっぱ親子なん
だな、この二人)
『柊弥』『オフクロ』って
呼び合うのを見て、今さら
ながら実感する。
ほほ笑んだ。
柊弥は驚いた様子もなく
小さく頷いて、
「問題ないと思うぜ。
てゆーかそっちは大丈夫
なのか、オフクロ」
「ええ、もう終わったから
大丈夫よ。
ごめんなさいね、私の
代わりに急に呼び出したりして」
「かまわないさ。
英語だったらオレの方が
得意なんだし」
……そっか。
さっきの電話の相手は
社長だったんだ。
ホントは社長が専務から
相談を受けたけど、自分の
代わりに柊弥に頼んだって
わけね。
にしても、まさかこんな
所で柊弥と社長の親子
ツーショットを見ることに
なるとは……。
(てゆーかやっぱ親子なん
だな、この二人)
『柊弥』『オフクロ』って
呼び合うのを見て、今さら
ながら実感する。