オフィスの甘い罠
「梓。オレと一緒に来い。

オレとお前でどんな世界が
作れるか。

とことんまで、この
ゲームを楽しもうぜ」



唇の端だけを軽くあげて
ほほ笑む、不敵な笑い。



その笑顔を見た瞬間――


新しい世界はもう
始まってるのかもしれない
って、あたしは心の
どこかで感じてた――…。




     ☆☆☆☆☆



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