DANCE AT ME
「え?知らないの?あらら」
『あぁ、関西Jr.の人でしたっけ?』
「あたり♪コンサートいたでしょ?」
だるそうにわたしは答えた。
『確かにいたね。ドラマかなんか?』
「それがどうやら違うらしいの。家の用事かな?」
『さぁ?本人の勝手じゃない?』
「そっかぁ」
すると、真奈美は別の友達のとこに行ってしまった。
わたしは机の上に腕を乗っけて、目を閉じた。
ここ最近、出逢いもなければ、なんにもない。
バイトは楽しいし…、学校も楽しいけど…、つまらない。
ただ、だるいだけの毎日だな。