史上最強の覆面戦闘員
《ハッハッハッハ》第2戦の内容を聞いて、ハデアールが高らかに笑った。《つまりまた我々に有利な勝負にしてくれるわけでアールな》
「なに!? どういうことだ!!」
《ハッハッハッハ、ボボボボクは寒さに強いことと顔の細さから、高校時代友人たちに“アイスジャベリン”と呼ばれていた男でアール》
「あだ名カッコイイな!!」
カピカピが焦って、ゾックのモヒカンを掴んだ。「おい、どうすんだよ!! 俺、寒いのそんなに自信ないぞ!」
ゾックは『髪取れちゃうから』と冷静に受け流す。『大丈夫だ、新たな同士よ』
「はぁ? 何が大丈夫なんだよ」
『まだ気が付かないのか、新たな同士よ』
「だから何がだよ!!」
『自分がどういう格好をしているか忘れたのか? 新たな同士よ』
「え?」
『上半身裸で、下半身は黒タイツという、“3時前のハゲ”スタイルだろう』
「失礼な言い方をするな!!」
『この寒空の下、そんな格好で寒くないのか?』
「……あ」
「なに!? どういうことだ!!」
《ハッハッハッハ、ボボボボクは寒さに強いことと顔の細さから、高校時代友人たちに“アイスジャベリン”と呼ばれていた男でアール》
「あだ名カッコイイな!!」
カピカピが焦って、ゾックのモヒカンを掴んだ。「おい、どうすんだよ!! 俺、寒いのそんなに自信ないぞ!」
ゾックは『髪取れちゃうから』と冷静に受け流す。『大丈夫だ、新たな同士よ』
「はぁ? 何が大丈夫なんだよ」
『まだ気が付かないのか、新たな同士よ』
「だから何がだよ!!」
『自分がどういう格好をしているか忘れたのか? 新たな同士よ』
「え?」
『上半身裸で、下半身は黒タイツという、“3時前のハゲ”スタイルだろう』
「失礼な言い方をするな!!」
『この寒空の下、そんな格好で寒くないのか?』
「……あ」