白龍2
「でも蓮が女をバイクの後ろに乗せるってまずないよね。」




急にカズキがそんな事を言い始めた。




「そうなの?」




「そうそう、二番目だよな?蓮のバイクの後ろに乗った女って。」




空気が最強に読めないエイジがそう言った瞬間、




蓮がエイジの顔を本気で殴った。




「・・・・・・ッッ!」




エイジが凄く痛そうにうしろに倒れこんだのを見て、




私はもう声が出てこなかった。




「お前二度とあの女につにて口に出すな。」




そう言った蓮の顔は今までに見た事がないくらい怖くて、




とても冷たかった・・・・・・












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