スキの伝えかた。
第1章-------------

メイドな日常






みなさん、おはようございます

あたしは有沢菜子

不本意ながら、藤堂家のメイドやってます



あたしの1日は藤堂家のバカ息子を起こすことから始まる





暗い部屋のカーテンを開けると部屋に日の光が差し込む。

「朝ですよっ
 起きてください。
 遅刻します!」

「・・・・」



この男がこれぐらいで起きないのは、もう随分前から知ってる。
あたしだって学習したんだから!!



そこで



「いいんですか~?
 今日のあたしは一味違いますよ~?」

ムフフ、と我ながらキモい笑い声をあげながら
ジャジャーン!と取り出したのは


『メガホン』


甲子園とか応援でよーく使われるアレです、アレv





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