ヒミツのカンケイ
「流有…」
「…そう言えばお前さ、いっつも一人でいるよな?なんで?」
「…っ…」
私は顔を伏せた
「まぁ、お前にも色々あるんだな?」
「私…友達を傷つけたから」
「傷つけた?」
「中3のころ、大切な友達がいた。でも、私のせいで…」
私は涙を流した
「無理して言わなくていいよ!!俺が悪かったよ…」
「聞いて欲しい…」
「な、ならいいけど…ムリすんなよ?」
「私…中学の頃はすごく明るかった。でも、対照的に友達は暗かった。それでも、楽しかったから私はよかった。でも、それがいけなかった…」
「友達に…なんかあったのか?」
「うん…」