ヒミツのカンケイ

なんと叶多だった




「叶多かよ…」



「何?美弥だと思った?」



「んなわけねぇ!!もう会うなって言ったのに…」



「そんなムキになんなって」




叶多は流有の隣に腰かけた




「別に…ムキになってねぇし」



「ハイハイ、相変わらず分かりやすいね~」



「はぁ!?ってかもう戻れよ!!」



「ったく~機嫌損ねちゃって~」




叶多は立ち上がりドアに向かった




「でも…これだけは言っておく」




叶多は流有の方を向き言った




「美弥を泣かせたら許さねぇから」



「…分かってる。ってか好きな女を泣かせるわけねーし!!」



「えっ!?」



私はつい声を発してしまった


< 22 / 155 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop