ヒミツのカンケイ
なんと叶多だった
「叶多かよ…」
「何?美弥だと思った?」
「んなわけねぇ!!もう会うなって言ったのに…」
「そんなムキになんなって」
叶多は流有の隣に腰かけた
「別に…ムキになってねぇし」
「ハイハイ、相変わらず分かりやすいね~」
「はぁ!?ってかもう戻れよ!!」
「ったく~機嫌損ねちゃって~」
叶多は立ち上がりドアに向かった
「でも…これだけは言っておく」
叶多は流有の方を向き言った
「美弥を泣かせたら許さねぇから」
「…分かってる。ってか好きな女を泣かせるわけねーし!!」
「えっ!?」
私はつい声を発してしまった