ヒミツのカンケイ
「流有をこれ以上傷つけること言うんじゃねぇよ!!」



叶多はこれでもか!ってくらいの声を出した



「わりぃ。でも、流有は何も悪くねぇんだよ」




「叶多?」




叶多はフェンスへと腰かけて喋った




「俺が、流有から無理やり聞いたんだよ。・・・さっき」




「さっき?」




私も叶多の隣に座った




「あぁ、教室から出てったとき。なんか急に思い出して流有を問い詰めた。」




「そぅ」




「でさ、流有のやつ・・・美弥から言われた「流有は私のこと知ってるかもしれないけど」ってとこにスゲー傷ついてた」




私は何でか分からずただ、叶多の話を聞くだけだった。




「確かに、流有は美弥のこと知ってたけどそんな言われるほど知らねぇって言ってた。」




私は何だか俯いてしまった

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