ヒミツのカンケイ
しばらくたって私は顔を上げた




「私、流有と話す!!」




「はっ?」




「流有に謝って・・・ちゃんと言う」





すると叶多は待ってましたと言わんばかりに笑った





「ハハハ・・・そうと決まれば直ぐやるぞ!」




「えっ?」




叶多はどこかに電話しだした。




「あ、俺。今から来て来んね?・・・・・じゃな」





そう言って電話を切って立ち上がる叶多





私も立ち上がろうとすると止められた





「お前はまだだめ」



「何で?」



「いいから、いいから」




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