ヒミツのカンケイ
~流有 side~





「答えになってないよ~」





美弥はちょっと頬を膨らませて怒っていた





「まぁまぁ、いいじゃん?」





俺はそう言ってはぐらかした





実を言うとちょっと美弥には言いたくないからだ



だって・・・







それは、俺がまだ屋上でサボっていたときだった






「あーやっぱいた」




そう口にしたのは叶多だった。




「何だよ」




「美弥の告白どうだった?」






俺は目をキラキラしている叶多に話してやった
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