ヒミツのカンケイ

態度

私には何故流有があんな言葉を言ったのか、この時にはまだ分からなかった





「あんたが市村流有かいな」





「だからなんだ」





流有は今までに見たことのない表情をしていた。





「まあ、そんな怒んなや」





祐磨は私たちに近づいてきた




それと同時に流有は私を後ろに隠した





「そんなに俺を美弥に近づけたくないんかい」





「当たり前だ」






「せや、謝っとかなあかんことあったんや」





「・・・・」





流有は無言で話を聞いていた
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