ヒミツのカンケイ
「何で私の番号知ってるの?」




すると少し沈黙があった




“・・・調べたからや♪あ、それよりさー今から中庭来れへんかー?”





「えっ」




私は目の前にいる蘭をみた




すると蘭は、私の視線に気づいたのかこっちを見た





「んー?どうしたの?」




私は首をふって、電話に返事をした




「ごめん、ムリ」





“そうかーならええわ”




あっさりした返事がかえってきて、電話は切られてしまった


< 58 / 155 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop