everlasting love
あの夏
~あの夏~
「他の男と話すなつったろ?」
「公平だってしゃべってんじゃん!」
「しゃべってねーよ
もぉまぢお前とやってけないわ」
(15)才だったあたしは
幼いながらにも大恋愛をしていた
宮本 公平 (18)
年上の公平は幼馴染。
幼馴染から彼氏へと
存在が変わったのは
つい3ヶ月前。
うちが中3になった
4月のときだった。
公平から告白されたときは
夢をみてるんじゃないかって
思った。
なぜなら幼いころから
大好きだった人だったから
あたりまえに答えはYes.
親同士も仲が良くて
公平の親もうちの親も交際に
大賛成してくれた、
付き合いたての時は本当に
幸せだった。
一緒にいれるだけで幸せ
って心から思えた。
でもそんな気持ちも長くは
続かなかった
お互いがもっともっとと
お互いを求め合った。
束縛は生き苦しいと
感じるほどだった。
公平との無理に約束
させらてた約束を
守らなかったら
必ず手や足がとんできた。
でも愛されている証拠だと
うちは自分に言い聞かせた。
公平のことを愛していた。
大好きだった。
だから耐えた。
喧嘩したときはいつも
別れという言葉を口にするのは
公平だった
どんな束縛をされても
暴力をふるわれても
うちは別れることは嫌だった。
考えれなかった
だからそのたびにバカな
うちは
公平にしがみついた
「やだよやだよ、絶対やだ。
もう絶対話さないから」
喧嘩して殴られて
ボロボロになってそれでも
うちが公平に謝って
結局は仲直り
これの繰り返しで
付き合ってる意味は
あるのだろうか。
周りから見て
2人に明るい未来があるとは
到底思えなかった