everlasting love

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「すいません。俺もっと
強くなります、男として
責任を持ちます。だから
希愛とあわしてください」

玄関から聞こえてくる公平の声

公平…
会いたいよぉ
うちも会いたいよぉ


「公ちゃん、気持ちはわかる。
けどお互いのために今の
関係はよくないのよ・・・
冷静になってみて?

今は会わないほうがいいの」

お母さんの声が
聞こえてくる。

お母さんは小さいころから
公平の事はもちろん知っていたし
家族ぐるみで旅行にもいった。

だからお母さんは
交際には大賛成だった。

でも病院送りの
話といい娘の痣や
喧嘩してる声を聞いて

以前はあまり強くいわなかった
お母さんが
動き出した。

そして公平ママも公平パパも
公平がうちの家にこないように
見張っていた。

でも今日は何かの隙に
うちにきたんだと思った。

「今日はわかりました・・・
またきます」

そういう公平の声が聞こえた

「ごめんね。公ちゃん、
希愛をこんなに愛してくれて
ありがとうね」

お母さんは多分泣いていた。

ガチャッ

ドアの音がした

うちは急いで窓の方にむかった。
公平が見えるから。


そこには一週間ぶりの
公平がいた

「こうッ…」

そういいかけたとき

お姉ちゃんがうちを止めた


「希愛!だめ!だめ。
今は我慢しないとだめなの」


「そんなことわかってる。
わかってるよぉ」




大好きだからっ
愛してるから
つらい思い出のほうが
多くなっちゃったけど

楽しくて何にも変えられない
幸せな時間があったから。

だからうちは今でも
公平を愛してる。



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