終ワラナイモノ①
莉奈はバカ?天才?
―ガラッ
ドアを開けて教室に入るあたしと優子。
すると拓弥と拓海が女子達を掻き分けながらこっちに向かってきた。
双子って息ピッタリ!
って違うでしょ。
二人ともあたしと優子の前で止まった。
「何か用?」
優子が聞いた。
「「お前ら絶対コイツと口利くなよ!!」」
お互いを指差しながらハモる二人。
どこの小学生だし…
「やだぁ!二人とも超息ピッタリ」
クラスの女子達が言った。
『じゃあ、あたし達どっちとも話せないじゃん』
「「………。」」
あーあ、黙っちゃった。
「付き合ってらんないね、行こ♪莉奈」
『あ、うん』
優子に腕を引っ張られながら二人の間を通って教室に入った。
「ところで莉奈、実力テストの勉強してきた?」
『ふぇ?あ、ヤバっ忘れてた』
「だと思った。てか変な声出さないでよ」
『ごめん…』
「また赤点&補習決定だね」
ハハっと優子が笑う。
はぁ~また赤点か。ヤダな。
ここの高校入れたってことに運使い果たしちゃっただろうし。
補習…家事との両立は難しいんだよね。
次のテストは絶対赤点取らないんだから!
―ガラッ
ドアを開けて教室に入るあたしと優子。
すると拓弥と拓海が女子達を掻き分けながらこっちに向かってきた。
双子って息ピッタリ!
って違うでしょ。
二人ともあたしと優子の前で止まった。
「何か用?」
優子が聞いた。
「「お前ら絶対コイツと口利くなよ!!」」
お互いを指差しながらハモる二人。
どこの小学生だし…
「やだぁ!二人とも超息ピッタリ」
クラスの女子達が言った。
『じゃあ、あたし達どっちとも話せないじゃん』
「「………。」」
あーあ、黙っちゃった。
「付き合ってらんないね、行こ♪莉奈」
『あ、うん』
優子に腕を引っ張られながら二人の間を通って教室に入った。
「ところで莉奈、実力テストの勉強してきた?」
『ふぇ?あ、ヤバっ忘れてた』
「だと思った。てか変な声出さないでよ」
『ごめん…』
「また赤点&補習決定だね」
ハハっと優子が笑う。
はぁ~また赤点か。ヤダな。
ここの高校入れたってことに運使い果たしちゃっただろうし。
補習…家事との両立は難しいんだよね。
次のテストは絶対赤点取らないんだから!
―ガラッ