終ワラナイモノ①
先生が教室から出て行くと優子があたしの席に来た。
「どう?出来た?」
分かってて聞いてるでしょ?
『全部【1】書いた』
「嘘ぉ!そんなの漫画の世界でしか見たことないんだけど!」
大笑いする優子。
『ちょっと、気にしてるんですけどぉ』
「まぁ相変わらずで良かった」
『ソレどういう意味?』
「まだ、昨日のこと聞いてなかったけど、今日の様子で予想はついた。
どうせそのままでいいって言われたんでしょ?」
さすが優子。
『彼女に作ってもらいたいとか思わないんだってさ』
「それもそれで不思議ねぇ。
ま、今はテストのことだけ考えとけばいいんじゃん?
特に莉奈はね♪」
『酷っ!優子は頭良いからそんなことが言えるんだし…』
すると先生が入ってきたので優子はハハっと笑って席に戻っていった。
「始め!」
二時間目は国語。
コレは超得意な教科なのだ。
優子にだって負けないくらいに。
10分で全部終わった。
国語以外の教科は0点ばっかだけどコレだけは誰にも譲れない。
だって演劇に最も関係深い教科だし。
あたしがこの高校は入れたのは中学の時に所属していた演劇部が全国コンクールで最優秀賞を取ったから。
それがなかったらこの高校なんて受けることすら出来なかった。
「どう?出来た?」
分かってて聞いてるでしょ?
『全部【1】書いた』
「嘘ぉ!そんなの漫画の世界でしか見たことないんだけど!」
大笑いする優子。
『ちょっと、気にしてるんですけどぉ』
「まぁ相変わらずで良かった」
『ソレどういう意味?』
「まだ、昨日のこと聞いてなかったけど、今日の様子で予想はついた。
どうせそのままでいいって言われたんでしょ?」
さすが優子。
『彼女に作ってもらいたいとか思わないんだってさ』
「それもそれで不思議ねぇ。
ま、今はテストのことだけ考えとけばいいんじゃん?
特に莉奈はね♪」
『酷っ!優子は頭良いからそんなことが言えるんだし…』
すると先生が入ってきたので優子はハハっと笑って席に戻っていった。
「始め!」
二時間目は国語。
コレは超得意な教科なのだ。
優子にだって負けないくらいに。
10分で全部終わった。
国語以外の教科は0点ばっかだけどコレだけは誰にも譲れない。
だって演劇に最も関係深い教科だし。
あたしがこの高校は入れたのは中学の時に所属していた演劇部が全国コンクールで最優秀賞を取ったから。
それがなかったらこの高校なんて受けることすら出来なかった。