砂糖菓子
新しいコップにジュースを入れる。 


来たなら手伝ってよ。 


「はぁ〜」


思わずため息。 

「楽しくないの??」

「は?」

何でそんなこと聞くわけ? 

「何で?」

「笑ってないから」

「そんなことで、」

「俺、お前の事知ってる。お前、サッカー部のマネだろ?」

「何で知って・・・」

あっ! 


「もしかして、氷野雅人って、東中のエースの。」

「今ごろ?マネ失格じゃん。」


「そんなことないから!」
「本当かよ。記憶力ないし。」

「記憶力ぐらいある。一応青稜志望だし!」

「え?」

「何?文句ある?」

「ない。そう言う事か・・・」

「え?」

・・・ 

なんでそんな顔するの? 

「貸して。」 


「えっ!」

「行くぞ。」

ジュースを持って先を歩く氷野クン。 


どぅしたんだろ?
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