メイド遊戯
act.2
毛利家での初めての朝。
やわらかなベッドは寝心地が実に良い。
「ハナちゃーん!起きろ!」
「……ん~まだ眠い~」
「ご主人様に起こされるメイドなんて聞いたことねーぞ?」
「……うるさ~い」
「よし、お邪魔します」
「なんでそうなるかがわからない!」
何故か私のベッドに進入してきた巽さんを蹴り飛ばし、ベッドから逃げ出す。
さっきまで寝ぼけていた私だったが、おかげで一気に目が覚めた。
「痛たたたたた……何すんだよ!」
「こっちの台詞です!何してんですか!」
「メイドと添い寝はご主人様の特権だろ」
「馬鹿ですか!馬鹿なんですね!」
巽さんから毛布を剥ぎ取り、床に落とした。
「……それで、もうもうひとつ言いたいことがあるんですけど」
「ん?何?」
「コレですよ!コレ!」
――部屋の隅に掛けてあった可愛らしい制服。
それを掴み取ると、巽さんに詰め寄った。
やわらかなベッドは寝心地が実に良い。
「ハナちゃーん!起きろ!」
「……ん~まだ眠い~」
「ご主人様に起こされるメイドなんて聞いたことねーぞ?」
「……うるさ~い」
「よし、お邪魔します」
「なんでそうなるかがわからない!」
何故か私のベッドに進入してきた巽さんを蹴り飛ばし、ベッドから逃げ出す。
さっきまで寝ぼけていた私だったが、おかげで一気に目が覚めた。
「痛たたたたた……何すんだよ!」
「こっちの台詞です!何してんですか!」
「メイドと添い寝はご主人様の特権だろ」
「馬鹿ですか!馬鹿なんですね!」
巽さんから毛布を剥ぎ取り、床に落とした。
「……それで、もうもうひとつ言いたいことがあるんですけど」
「ん?何?」
「コレですよ!コレ!」
――部屋の隅に掛けてあった可愛らしい制服。
それを掴み取ると、巽さんに詰め寄った。