未来は自分でつくるもの。~先生がいたから~
記憶
「先生どおしたのー?」
「え?ああ、なんでもない!」
ゆいなの診察の時間じゃないのに
覗いていたんだ
一回、病室をでた
4時になり、ゆいなの病室を訪れた
コンコン
「はーい。」
「よっ!!」
「え??」
「えってなんだよー!!」
俺は少し分かっていた
次いわれる言葉が……
「どちら様ですか?」
ほらきた…
でも、こうくると知っていながら俺は
頭を殴られたような感じがした
「俺はゆいなちゃんの担当医だよ!」
ショックの気持ちを隠し、明るく言った
「そうですか…先生はいい先生ですか?」
「え??」
「あたしから逃げて行かないですか?」
「ああ…いく訳ないよ!」
そんなこと最初は思ってたのか…
なにげショックだ…
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