未来は自分でつくるもの。~先生がいたから~
だからこそ、この思いをゆーくんに伝えたい
『好き』ということを・・・
でもだめでしょ・・・ゆーくんはモテそうだし。
第一、医者だもんね・・・
あたしとは、付き合えないと思う。
しかも、死んじゃう相手とだなんて・・・
あたしは今日の夜、告ろうと考えた。
気まずくなるのは分かってる。
でも、後悔はしたくない。
死んじゃうならなおさら・・・
「ゆーちゃん!元気にしてた~??」
「うん…」
「なんか、静かだね?」
「は、話があるの」
「なあに?」
「好きなの・・・ゆーくんが」
ゆーくんは黙り込んだ。
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