**お隣さんで幼なじみ**
〜ドキドキする心〜
敦司の背中に乗っかかったまま、結局家に着いてしまった。
「重かったのにおんぶさせてゴメン!」
降りてすぐさま家の前で謝った。
時刻は7時を過ぎただろうか。
外が暗い。
「重かったなぁ〜!100トン位あるんじゃね?」
『ドスッ』
私のグーパンチ、見事敦司の頭に命中!
「100トンあるわけないだろうがっ!」
「わ、悪かったって!いてぇよ…」
「敦司が悪い」
「はい、すいませんでした…」
「よろしい」
レディーに100トンとは何事だっ!!
意地悪も大概にしてよね!