**お隣さんで幼なじみ**
ガチャ…
静かに家のドアを開ける。
いつものことだが、俺の親は共働きで夜遅くに帰ってくる。
今日も…誰もいない。
「おじゃましまーす」
「誰もいねぇから気にすんな」
「うん…」
そう言いながら、階段を登って俺の部屋へ入る。
「芽衣…本当に、俺でいいのか?」
「いいよ。あたし、早く敦司が欲しい」
「俺…さ、初めてだから上手く抱けねぇよ?」
そう…。
ずっと真綾と初めてをしたかった。
だけど…もう後には戻れないんだ。
真綾…ごめん。
…ー。。。
「あっ…ンっ…ッ…あっ…敦司ぃ…」
初めて聞く女の喘ぐ声。
真綾だったら…どうなのかな…。
真綾はどんな甘い声で、どんな甘い顔で、男を誘う?
だけど…それを見るのは俺じゃない…。
真綾の事を考えて、想像して芽衣を抱く。
最低だな…俺。
…ー。。。
コトが終わってシャワーを浴びて芽衣を送る。