**お隣さんで幼なじみ**
しばらく2人の間に沈黙が続く。
そして、話出したのは芽衣だった。
「やっぱり…、私じゃダメだったんだぁ」
「…え?」
「だから、私じゃ真綾を忘れさせてあげることが、できなかったんでしょ?」
「知ってたのか?」
「まぁね。私の負け…ね」
芽衣…芽衣がいたから俺は頑張ってこれたんだ。
「ったく。こんなイイ女を振ったんだから、ちゃんと想い伝えなさいよね!」
金髪のロングの巻き髪を手で払いのけて芽衣は言った。