ねぇ、教えて・・・



小泉は 今私の後ろの席。



私の横のまなと恋バナしてるところを
聞いて知ってることは知ってたけど・・・



「!!絶対言わないでっ!!」



そうやって口止めしようとしたけれど
すでに遅かった・・・。



「へ~ 松本が好きなのかー//笑」



ニヤニヤしながら確認してきた坂野。



「まぢ!?松本??あいつもてるな~。」



とか言ってる田中。



「・・・・」



私は黙り込んでしまった。



なんでこのとき
嘘ついて 「好きじゃないっ!!」って
言わなかったんだろう??



たぶん それは・・・
坂野たちを信頼していたから・・・。



ある意味・・・
恋心を持っていたのかもしれない・・・。




本当はこのとき
坂野たちを信頼しなければよかったんだ・・・。



そうすれば・・・
あんなに傷つくことはなかったのに・・・。




< 18 / 27 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop