ねぇ、教えて・・・
小泉は 今私の後ろの席。
私の横のまなと恋バナしてるところを
聞いて知ってることは知ってたけど・・・
「!!絶対言わないでっ!!」
そうやって口止めしようとしたけれど
すでに遅かった・・・。
「へ~ 松本が好きなのかー//笑」
ニヤニヤしながら確認してきた坂野。
「まぢ!?松本??あいつもてるな~。」
とか言ってる田中。
「・・・・」
私は黙り込んでしまった。
なんでこのとき
嘘ついて 「好きじゃないっ!!」って
言わなかったんだろう??
たぶん それは・・・
坂野たちを信頼していたから・・・。
ある意味・・・
恋心を持っていたのかもしれない・・・。
本当はこのとき
坂野たちを信頼しなければよかったんだ・・・。
そうすれば・・・
あんなに傷つくことはなかったのに・・・。